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目次はこんな感じ

吾が闘病　賀川豊彦
目次
第一章　病床を道場として
　病気の問屋　病気に屈せず　使命に生きて　寝ると重くなる　抵抗療法
第二章　私の自然治療
　薬の飲めない私　私の静止法　私の空気療法　私の気圧療法　私の光線療法　私の温湿布療法　私の食餌療法　豆腐と卵　宗教的菜食主義　味噌汁のありがた味　刺激物の拒否
第三章　私の精神療法
　「死ぬまで生きる」　立ち上がれ！　肺病の全快した人々　精神療法と自然療法の一致
第四章　精神療法の領域
　安静療法の体験　恐怖するな　再生力を信ぜよ　病を忘れよ　癇にさわらぬ工夫　精神生活の安静
第五章　結核疾患克服の精神的態度
　すべて神にまかせて　病気は治るもの　一片の肉を要せず　性欲の統制
賀川豊彦病中闘史　村島帰之
目次
第一章　闘病の行者　賀川豊彦
　キリストに近き人　結核の休火山　病躯をひっさげて超人的活動　「私は病気の問屋です」
第二章　悲しみの子
　病気も忘れて六十年　賀川豊彦の生い立ち　キリストの弟子となるまで
第三章　発病・献身
　七歳から数度の赤痢　十六歳、初めての喀血　低所得居住地区での奉仕を志す
第四章　菜食主義の神学生
　貧しき給費生生活　トルストイの菜食主義にならう　保護かたがたの夏期伝道
第五章　死線を越ゆ
　路傍説教四旬の後たおる　法悦の凝視　再生力を信じ、恐れるな
第六章　療養生活
　低所得者居住地域を慕うて神戸へ　蒲郡の療養生活　自然療法の実践　療養生活九ヶ月　鼻と痔瘻の手術
第七章　憧れの低所得者層居住地域へ
　神戸のイースト・エンド　元町の路傍に倒れる　死んでもいい、あの地域へ！
第八章　新川地区の生活
　新川地区での第一夜　暴力団の脅迫　もらい子殺人の子を養う　売られていく娘　病気と不潔の中にあって　新川地区での自然療法
第九章　残されたとげ
　アメリカ留学　いつしか越えた結核峠　尊き犠牲、妻失明す
第十章　つきまとう無頼漢の暴漢
　組織化された防貧事業　無頼漢の「押しかけ婿」　春子傷つく
第十一章　大争議のあと
　争議の心配から血の汗　肋膜炎の再発　一種の奄法療法
第十二章　小説『死線を越えて』
　『死線を越えて』の出るまで　大正時代のベストセラー　印税は全部社会運動に　『不如帰』から『死線を越えて』　病者への希望の書　過労から眼病
第十三章　灰燼の東京へ
　震災救護に、焦土の東京へ　失明状態の一週間　交通事故死すれすれ！
第十四章　決死の伝道行脚
　空気の甘い阪神沿線へ　病を冒して奧丹後の震災地へ　血を吐きつつ伝道行　日本のアンナ夫人
第十五章　世界を家として
　世界の人カガワ　世界的トラホーム　「余命五年を出す」と宣言さる
第十六章　たましいの凱旋
　的中しなかった予言　三ベン主義